soul labo – 魂の研究室

恋愛成就の
成功率を上げるポイント

「好き」という気持ちに漂う

私は「片思い」が好きです。

…というと
マゾヒズム的に取られがちですが、
自分の「好き」という気持ちの中に
ひたすら漂うのが好きなのです。

私はこれを「片思い」と呼んでいます。

「好き」の温度

私たちは長く生きれば生きるほど、
なかなか誰かを簡単には
「好き」になれなくなっていきます。

過去の経験が邪魔をして、
あれやこれやと妄想して、
「好き」なんて安易に感じることを
自ら封印してしまう。

ある程度は経済力のある人がいい。

とか、

家事もやってくれる人がいい。

とか、

子供が好きな人でないと。

とか、

笑いのツボが一緒がいいな。

とか。

条件を付けて考え出すと
「好き」の温度はどんどん下がって
「もうどうでもいいか~」となる。

「ああ~大人になっちまった」と
思う瞬間でもあります。

化粧

学生の頃はそんなこと考えずに
大好きな先輩を目で追っていたのに。
経済力とか子供好きとか関係なく、
なんだか知らないけど「好き」って
気持ちだけで青春してました。

結婚を意識しだす20代前半頃から
この恋愛の温度の低下
始まった気がします。

要するに、「好き」かどうかより
「条件」で考えるようになってからですね。

 

「好き」でいることを許す

丁度20代前半に私は痛い失恋をしました。
中学から一緒で、高校で付き合いだして
ずっと一緒だった彼に振られたんです。

理由は、彼の浮気でした。
ただその背景には「結婚したい彼」と
まだ「結婚なんて考えていない私」の
すれ違いがありました。

彼が別れを告げて去って行った後、
私はひどく苦しみました。

あふれてくる悲しみと
何を見ても彼を思ってしまう切なさと
自分への後悔が押し寄せてきて、
食べることも、働くこともできないほど
身体が衰弱していきました。

傷心

息をするにも彼を思ってしまう。

そしてある日、
自分を許してみました。

「どうせ諦められないなら、
好きなだけ好きでいよう」

もちろんもう二度と
連絡を取ることもできない人です。
復縁する可能性もありません。

それでも、
何の保証も条件もない状態で勝手に
「片思いする」ことにしたのです。

自分の思いに漂って
ちゃんと悲しんで、ちゃんと苦しんで
彼を想って泣いてを繰り返しました。

自分の「好き」を
とことん大切にしてみたのです。

自由

すると、だんだん体も回復してきて、
心の傷も癒えてきました。

私はこれ以降、
「片思い」を大切にするようになりました。

純粋な「片思い」が伝えるメッセージ

「好き」に条件はいらない。
ただ自分の気持ちに漂ってみたらいい。

そんな気持ちで自分の「好き」を味わって
堪能して楽しむのが上手になりました。

実は(失敗もたくさんしましたが)、
これ以降の恋愛成就確率がほぼ100%です。
結婚も二度しています。

今振り返って考えてみると、
相手の気持ちに左右されない、
「好き」という純粋な気持ちが、
強力な引き寄せのパワーになっていました。

好きという純粋な気持ちが、
「あなたという存在は、ただいるだけで
私を幸せにしています」という
メッセージになっていたからです。

「片思いの達人」こそ、恋愛上手になれる。

私はそう思っています。

上部へスクロール