soul labo – 魂の研究室

ダンボール箱で
埋め尽くされた部屋

今回のご相談者様は70代女性。
身体的な症状としては、

・不眠症(眠れて2時間程度)
・胃潰瘍、十二指腸潰瘍、腎不全等の
 多数の内臓疾患の既往歴
・白内障による視野の欠損
・重度の手根管症候群
・手指関節炎による手の機能障害
・椎間板ヘルニア
・下肢静脈瘤炎からの
 浮腫による歩行障害 …

非常に多くの疾患を経験されていて、
今もつらい症状が出ています。

しかし…
今回の本題は体のケアではなく、
家の片付けができないことでした。

家中がダンボールに埋もれてしまい
ご家族は家に居られず、
近所に住んでいる状態。

ダンボールを処理すると
泣きながら拾ってきて、
更にダンボールの数が増えてしまうため、
困ったご家族がご本人を連れて
ご相談にこられました。

 

カウンセリング

まずはカウンセリングから入っていきます。
エンパシーを使ってお話を伺いながら、
お客様の魂に寄り添います。

元々のご相談は
『なぜ片付けられないのか?』ですが
それは表面に出ている結果にしか過ぎません。

この現状の基盤になった本質的な問題を
時間を掛けて掘り下げていきます。

それは、
お客様の「魂の叫びを聞きだす作業」です。

・ずっとお蕎麦屋さんを経営していること
・若いころから働き詰めの人生であったこと
・4人の男の子を育て上げたこと
・家の二階がダンボールで埋まっていること
・ダンボールは誰にも触られたくないこと
・ご主人に認めてもらえてなかったこと
・ご商売で意見を聞いてもらえなかったこと
・麻痺して痛みに気付かず重篤になったこと

などなど…

たくさんの想いが
お客様の言葉となって 出てきます。

そしてご主人との関係の話になった時に
ご家族も知らないようなつらい経験が
涙と共に溢れてきました。

ご家族もはじめて聞く、
お客様の魂の叫びでした。

一体どれほど我慢し耐えてきたのか…
身体に現れていた様々な疾患や症状は、
抱えてきた我慢の膨大さを物語っています。

そしてダンボールは、
お客様の魂の中に無数に入った
我慢やりたかったことの具現化でした。

絶対に誰にも触られたくなかったのにも
納得がいきました。

ここでカウンセリングは終了。
体と魂の調整に入ります。

 

実際の処置

体もかなりつらい状態だったので
院長とのデュオによる調整。

全く曲がらなかった指が、
動くようになりました。

そして魂の中に入り込んでしまった
ネガティブな感情を
フラワーエッセンスなどで
できるだけ処理していきます。

お帰りの頃にはお顔に笑顔が戻り、
「体がスッと楽になりました、
ダンボールも少しづつ何とかします」
との ことでした。

ご家族からもお礼の言葉をいただき
お客様ご本人だけでなく、
ご家族との関係性も
大きく変化する時期のようです。

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