「魂」とは霊と体を繋ぐための場となるものです。
日本では霊魂と言う言葉があるように、霊と魂は目に見えないひとつの塊のように捉えられていたりします。しかしながら霊と魂は全く違うものです。
霊は宇宙そのものでもあり、高い周波数を持ちます。スピリットとも呼びます。私たちの生命の源のような場所です。
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そして体は地球の産物であり、目で捉えられる低い周波数をもち、私たちの物質化された唯一の場所です。
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この霊と体の二つは周波数に大きな差異があるため、交じり合うことが出来ません。それを繋げバランスをとっているのが魂と言う場なのです。
霊由来の (創造エネルギー)である生命力と、体由来の(分解エネルギー)である帰還力という相反する二つのエネルギーがぶつかり合った場そのものが魂です。なので魂は葛藤の場とも言えます。
真逆のエネルギーを内包している魂では、いつも葛藤が生まれ矛盾を抱えています。そのため人は矛盾の中で悩むのです。
食べたい、でも痩せたい
自由でいたい、でも必要とされたい
働いて活躍したい、でも休んで寝ていたい
こんな風に矛盾を抱える魂は「その人らしさ」を生み出します。
二つの選択の中でいつも葛藤し、バランスをとっているのが魂なのです。バランスをとって安定させようとする魂のエネルギーを、ビオハーツでは「惰力」と呼んでいます。状態を安定させて維持する力です。
毎日仕事に行く。パートナーとの関係を保つ。
何気なく行っている癖のような行動全てが、惰力によって維持されています。そしてそれは「自分らしさ」にも繋がる大切な要素です。
魂は自分らしさを生み出す重要な場所です。そのことについてはまた別の場で書きたいと思います。