ソウルの原理:多面性
ソウルが持つ様々な側面
私達のありとあらゆる活動は、
生きている、
つまり「生命」があることが大前提です。
亡くなった方の心臓をいくらポンプしても、
消えてしまった「生命の火」が
戻ることは二度とありません。
死は、生きていた時とは完全に異なる、
決定的に不可逆な状態への移行です。
つまり死とは、
最後の時まで「生命の火」を燃やし続け、
生命を維持していた
「何か」が失われた状態です。
その生命を維持していた「何か」を
魂(ソウル)と定義します。
生命とソウルの関係を示す事例は
古くから世界中に数多く存在します。
ソウル(魂)は、
何も特別なものではありません。
それどころかソウル非常に身近な存在で、
むしろ日々様々な「ソウルの側面」に
無意識なまま頼りっぱなしです。
生命が
ソウルによって維持されているならば、
生命はソウルに帰属すると同時に、
ソウルの最も重要な側面です。
同様に、
- 心(思考・感情)
- 記憶
- 意識(顕在意識・潜在意識)
- 認識
- 意思
- 感覚
- 代謝
- 自然治癒
- 恒常性
これらはすべて「ソウルの側面」です。
なぜなら、生命が機能していなければ
ひとつとして機能しません。ということは、
全て、ソウルに帰属していると言えます。
更に、これらはすべて
「同じソウルの側面」であるため、
ソウルに問題が生じた場合、
複数の側面に同時にその影響が及びます。
心が乱れ、
自律神経(恒常性)に不調が現れ、
自然治癒力が働かず慢性症状に悩む…
世の中の大半の方がこの状態です。
心と体はつながっている、
とよく言われますが、どちらも
「同じソウルの状態を示す側面」
であるからこそ、
このように症状が連動するのです。