「人ごみに弱い」とか「エネルギーに影響を受けやすい」と言うと、「私の気が悪いっていうの?あなたの気の方が最悪だよ」と言われて悲しくなるから調子が悪いことを言えない…
こんな風に自分の繊細さに悩むクライアント様は少なくありません。
そもそも影響を受けやすいとはどういうことなのか?ソウルラボ的には、とても自然なことと捉えています。
『世界で一つだけの花』に出てくる「元々特別なオンリーワン」というフレーズ。
誰もがひとりひとり違っているということを、私たちは感覚的に知っています。だからこそこの曲が共感され、大ヒットしたのでしょう。
これは人はそれぞれ違った周波数を持っているということです。みんな違ったバイブレーションで生きているのです。
楽器に例えるなら、全ての人が「違った音色」を奏でて生きていると表現しても良いかもしれません。
一人として同じバイブレーションの人はいません。それが「個性」や「その人らしさ」をつくっています。それはまさに、個性の場であるソウル自体のバイブレーションとも言えます。
自分以外のバイブレーションは当たり前ですが「自分ではないもの」です。これは自分から見ると「異物」となります。
ここで視点を変えて、体で考えてみましょう。体も毎日「異物」を摂っています。
それは食べ物です。私たちは毎日食事をすることで新しい細胞を作り出し生命を維持しています。
誰もが行う食事ですが、人それぞれ適切な量や好みがあります。
「人ごみに弱い」ということは、ソウルにとって「小食体質」のようなものです。たくさんのバイブレーションを一度に処理するのはソウルが疲れてしまうというだけです。
小食な方は、たくさん食べられないからと言って「料理がまずい」とか「食べ物が悪い」と言っているわけではありませんよね。
体に体質があるように、ソウルにも魂質があるのです。
小食の方でも体調が良い時にはいつもよりたくさん食べられる日もあれば、逆に大食の方でも疲れていてたくさん食べられない日もあります。
同じように、普段元気な人でもソウルに余裕のない時は、人ごみに出掛けることや、誰かと会うことがしんどいと思う感覚が強くなります。
もちろん影響を受けやすい方の中にも「あの人が悪い気を発しているから具合が悪くなる」と、誰かのせいにしてしまう方もいます。これはとらえ方の見直しが必要です。
こってりのスイーツを食べて美味しく感じて幸せになる人もいれば、胃にもたれて苦しく感じる人もいます。
これはスイーツが悪なわけでも、胃が弱い自分が悪いわけでもありません。
「どちらも悪くない」のです。
自分の体質に合わなかっただけ。今日は体調が悪かっただけ。もともと甘いものは苦手だっただけ。
これと同じように、人ごみに弱いという自分の魂の性質を認識するのは大切です。まずは自分が理解することです。
相手を責めるではなく、自分を責めるではなく、お互いの性質の違いを尊重しあえることが大切です。